インターネット生活を満喫するイマドキシニアが急増中!

インターネットを使いこなすアクティブなシニアが増加しています。かつては低水準にとどまっていた高齢者のインターネット利用はもはや過去の話。ICT(情報通信技術[Information Communication Technology])の発展に関する内容が紹介されている「平成27年度版情報通信白書」(総務省)で、60代以上の暮らし、いわゆるセカンドライフの変化を見てみましょう。

60代の4人に3人はインターネットを利用!

「平成27年版情報通信白書」(総務省)によれば、2014年現在で、60~69歳の75.2%がインターネットを「利用している」とされています。2002年と比べ、特にシニア層(60代以上)のネット利用率上昇が顕著です。

【年代別 インターネット利用率】
2002年は26.0%にとどまっていた60~69歳のインターネット利用率は2014年に75.2%へ

出典:「平成27年版情報通信白書」(総務省)よりソニーライフ・エイゴン生命が抜粋して作成


ネット利用目的は電子メール、ホームページ閲覧、ネットショッピングetc...

インターネットの利用内容についても、世代別にまとめられています。シニア層(60代以上)は電子メールの利用、ホームページの閲覧、ネットショッピングなどが他の世代並みに高い利用率となっているほか、地図情報の利用や金融取引の利用率が、20代以下や30代よりも高いようです。

【年代別 利用しているICTサービス(抜粋)】
電子メール利用91.4%、ホームページの閲覧81.0%、ネットショッピング73.4%、地図情報サービス62.8%、金融取引47.8%

出典:「平成27年版情報通信白書」(総務省)よりソニーライフ・エイゴン生命が抜粋して作成


ネットショッピング利用する派は「時間の節約」のため!

ネットショッピングについて、シニア層(60代以上)が利用している理由は、

  • 実店舗に出向かなくても買物ができるから(60代以上の76.2%、以下同じ)
  • 24時間いつでも買物ができるから(65.9%)
  • 買いたいものが検索機能等ですぐに探し出すことができ、時間の節約になるから(53.8%)
といったものの回答率が50%を超えています。

また、他の世代よりも回答率の高いものとしては、上記の「買いたいものが検索機能等ですぐに探し出すことができ、時間の節約になるから」のほか

  • 自宅に持ち帰るのが大変な重いものが手軽に買えるから(44.8%)
  • 商品のレビューを参照して購入できるから(30.0%)

などがありました。

ネットショッピングの利用が進むと、お金の支払い方も、クレジットや電子マネー、ネット上での送金がより利用されるものとみられ、現在からさらに変化していくかもしれません。

【年代別 ネットショッピングを利用している理由(抜粋)】

出典:「平成27年版情報通信白書」(総務省)よりソニーライフ・エイゴン生命が抜粋して作成


ネットショッピング利用しない派は「セキュリティが不安」だから!

一方でシニア層(60代以上)は、ネットショッピングを利用しない理由も明確で、

  • 決済手段のセキュリティに不安があるから(40.0%)
  • ネットショッピング事業者の信頼性が低いから(36.2%)
  • 実店舗で実物を見たり触ったりして購入したいから(36.2%)

をはじめ、ほとんどの理由で他の世代よりも回答率が高くなっていました。

意思を持ってネットショッピングを利用しない方が、60代以上には多いようです。

【年代別 ネットショッピングを利用していない理由(抜粋)】

出典:「平成27年版情報通信白書」(総務省)よりソニーライフ・エイゴン生命が抜粋して作成


セカンドライフに入り込むICT

お薬手帳の電子化

お薬手帳の電子化には、服薬をアラームで教えてくれたり、家族間で情報を共有できる、などといった、紙のお薬手帳にはない特徴があります。ICカード、あるいはスマートフォンのアプリなどで、すでに幾つもの事業者からサービスが提供されています。
それぞれ仕様が異なっていましたが、平成27年4月に厚生労働省から事業者に向けて、互換性を確保するよう打ち出されていますので、今後、さらに使いやすくなることでしょう。

お薬手帳の電子化

自動走行車

自動車メーカーを中心に研究が進められています。
自動走行の実現には、車内外の情報を処理する機能が欠かせないことから、これもICTの応用機器の一つとされています。すでに、車間距離を見て前の車についていく、万一のときに自動でブレーキをかける、高速道路で車線をはみ出さないように支援する、後退駐車時の車庫入れを支援する、などといった技術が実用化されており、自動走行車の実現に、着実に近づいています。

自動走行車

パートナーロボット

家事や介護、子育てなどを手伝ったり、人間のコミュニケーション相手になったりする生活サービス分野のロボットの開発が進められています。
コミュニケーションロボット、お掃除ロボットなどは、すでに市販されているものもあります。セカンドライフの一家に一台、あったら役立ってくれそうです。

パートナーロボット

高齢者の生活支援

電気ポットの利用状況を通信して高齢世帯の見守りに活用する、FAX注文や御用聞きを通じて地域商店街での買い物の宅配を実施する、訪問看護の実現に応用する、などの事例があります。すでにご利用の方もいらっしゃることでしょう。

ICTの発展は、セカンドライフとも無縁では、いられなさそうです。

高齢者の生活支援

増加した「通信費」

「高齢夫婦無職世帯」(夫が65歳以上、妻が60歳以上の夫婦のみで、世帯主が無職の世帯)1世帯当たりの支出金額は、この間(2002年→2015年)で変化がありました。

【高齢夫婦無職世帯の支出金額(平均年額で項目は抜粋。単位:万円)】

出典:「平成27年家計調査結果」(総務省統計局)よりソニーライフ・エイゴン生命が抜粋して作成


2002年から2015年にかけて、総額である消費支出が減っている(367.1万円→344.8万円)のに、通信費はふえています(12.6万円→15.3万円)。このように、将来の暮らしの変化によって、予期しない支出がふえるかもしれません。

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